支援事例詳細

大村湾産黒ナマコの成分を活用した保湿効果の高い石鹸等の開発と販売

大村湾産黒ナマコの成分を活用した保湿効果の高い石鹸等の開発と販売

大村湾漁業協同組合

長崎県西彼杵郡時津町

【連携体】

  • 有限会社黄金なまこ本舗

商品紹介

事業内容

大村湾漁業協同組合は、従来、海産資源としての有効活用が困難だった大村湾産の黒ナマコを活用して、保湿効果の高い「黒ナマコ石鹸」を開発した。今後、本製品をテレビ・ラジオショッピング等で販売し販路を着実に開拓する。

大村湾産黒ナマコの成分を活用した保湿効果の高い石鹸等の開発と販売

連携事業についてのこれまでの取組

商品の開発にあたって、まず専門の研究機関でナマコエキスの成分について検査・分析してもらい、安全性試験や細胞毒性試験などを行った。次いでINCI(国際化粧品成分命名法)および日本化粧品工業連合会に登録しさらに使用の認可を受け、晴れてナマコエキス配合の石鹸を世に送り出す準備が整った。
その後、使用する人の多様なニーズに応えられるよう試作品を作っては周囲の人々に使ってもらい、感想をフィードバックしながら試行錯誤を重ね、二年の歳月を費やしてようやく商品として完成した。
名称は「大村湾漁協の石鹸」とし、現在は通信販売や県内外のイベント会場などで試験的に販売しており、採択結果を受け、平成21年度から本格的に営業展開する予定である。

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

従来、海産資源としての有効活用が困難だった大村湾の黒ナマコを食用ではなく、日用品として加工・販売する。ナマコは、古来より漢方薬として重用され、皮膚病等に効果があると言われていたが、そのエキスを石鹸や化粧品の原材料として活用し、商品化することができていなかった。

市場性・成長性

固形石鹸市場は、平成9年には約67億円であったが、平成19年には約100億円市場にまで成長している。また、美容に関心の高い層には液体だけでなく、固形を好む傾向がある(花王)とのリサーチ結果もある。アトピー性皮膚炎、敏感肌など肌に悩みを抱えている人に対して、本製品が有する優れた特性は充分にアピールできる。今後は、固形石鹸からバリエーションを増やし、シャンプーやリンス等の関連商品の開発も検討中であり、大学等研究機関との連携で、新医療素材の研究も視野に入れている。

実現可能性

商品開発は完了済みであるので、あとは販路開拓である。目標としては、3年後に年間売上10万個を目標にしているが、可能であると考えられる。

地域活性化への波及効果

原材料である黒ナマコを一定の価格で、しかも一括して安定的に買い取ることが出来るため、漁業者には安定した取引先ができる。
「豊饒の海 大村湾」を前面に訴求するため、大村湾海産物のブランド力向上に繋がり、地域のイメージアップに貢献できる。
収益の一部を海洋資源の保全に投資することで、大村湾全体の活性化に貢献できる。

代表企業等の連絡先

代表者:大村湾漁業協同組合
所在地:西彼杵郡時津町浦郷542-18
電 話:095-882-2415
FAX:095-882-9070
HP:http://www.e-soap.jp/

採択日:平成21年6月12日