支援事例詳細

地域内の余剰カキ殻を原料としたバイオマスプラスチック製造事業

地域内の余剰カキ殻を原料としたバイオマスプラスチック製造事業

株式会社堀内組

長崎県佐世保市

【連携体】

  • 佐世保市相浦漁業協同組合
  • 松本 要志雄
  • 佐世保市役所
  • 長崎県公立大学法人長崎県立大学

事業内容

市内養殖カキ事業者で発生している余剰カキ(1,000トン)を原料とし、”混練樹脂加工技術”を用いたバイオマスプラスチックの製造販売事業を検討する。製造したバイオマスプラスチックは、無機フィラーとして主に食品包装容器関連のメーカーへ販売する。またシェルナース(カキ殻(貝殻)を利用した環境配慮型の魚礁)のメッシュパイプ部分をバイオマスプラスチックに置き換える。
さらにより付加価値の高い最終製品の自社製造として、漁具や建設用品への用途を探る。

地域内の余剰カキ殻を原料としたバイオマスプラスチック製造事業

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

従来の穀物資源を原料としたバイオマスプラスチックは国内に1社のみで競合という問題は発生しない。一方でカキ殻は、養殖業者にとっては、余剰貝殻として厄介者扱いされていた。炭酸カルシウム原料を多用したバイオマスプラスチックはほとんど市場に出ておらず、その加工技術を連携により確立し、新たな商品として市場に参入する。

市場性・成長性

カキ殻バイオマスプラスチックは様々な食品包装容器等の材料として用いることが可能である。プラスチック製包装容器の市場は巨大であり、今後CO2対策が進んだ場合、石油系プラスチックに代わりバイオマスプラスチックへの需要が高まることが予想され、カキ殻バイオマスプラスチックの需要は創出・拡大されると推測される。

実現可能性

カキ殻バイオマスプラスチック製造工程に必要な技術は、大別すると、原料破砕と混練樹脂化の二つがある。原料破砕は、汎用技術を用いることが可能であり、混練樹脂化は、先発メーカーとの技術提携による全面的な支援が予定されている。

地域活性化への波及効果

本事業は、地球温暖化防止という観点から経済面・環境面で地域に対して非常にインパクトがある。またカキ養殖業者等本事業に参画する企業にとっても事業としての幅を広げる大きな転換点になると考えられる。

代表企業等の連絡先

代表者:株式会社堀内組
所在地:佐世保市光町109
電 話:0956-47-2127
FAX:0956-48-5069

採択日:平成22年10月1日