支援事例詳細

県産昆布由来による液体配合飼料による
養殖とらふぐ(「こんとら」)のブランド化のための販路開拓並びに
通信販売システムの構築

県産昆布由来による液体配合飼料による養殖とらふぐ(「こんとら」)のブランド化のための販路開拓並びに通信販売システムの構築

株式会社久原水産研究所

長崎県長崎市

【連携体】

  • 里 剛、池下貴臣、牧島重敏、宮崎寛
  • 有限会社アドックス

商品紹介

事業内容

株式会社久原水産研究所は、平成18年度に長崎市補助事業により長崎県産昆布を液化処理した養殖飼料「Mix液昆」を開発。長崎市戸石地区の養殖業者がこの飼料で飼育したふぐの出荷を開始したところ従来の養殖ふぐより高品質なものとなった。
本事業ではこの養殖とらふぐをブランド化するための出荷販売体制の確立と販路開拓を行う。出荷販売体制としては、出荷するふぐの生産履歴を水産技術士が証明を添付、加工業者が売り先の要望段階まで加工を行い出荷することを想定している。
販路開拓では、料理の専門家等からアドバイスを受け、国内の代表的なふぐ消費地7カ所の料理店等に売り込みをかけるとともに、長崎市内でマスコミ、ホテル・旅館、料理店等を対象とした試食発表会で周知を図ることを想定している。

県産昆布由来による液体配合飼料による養殖とらふぐ(「こんとら」)のブランド化のための販路開拓並びに通信販売システムの構築

連携事業についてのこれまでの取組

長崎県等の沿岸漁民は漁場環境の改善を主な目的にコンブの栽培を試みているが、このコンブは北海道産に比べ、品質が劣ることなどから産業レベルに発展する見込みはないと言われていた。この長崎県産の栽培コンブを液体化して商品化しようという発想に至った。商品化にあたっては、久原水産生態研究所の企画・ノウハウ以外に、株式会社マルニ冷凍食品の食品製造技術の提供と作業支援、長崎市戸石漁業協同組合、壱岐東部漁業協同組合、島原市漁業協同組合、大村市漁業協同組合の原料提供を受けた。資材・商品の保管が必要であったので、連携体を構築しビジネス化するために、平成17年度新連携対策事業に取り組み「サンサン昆」を開発した。平成18年に販売を本格化するために、株式会社久原水産研究所を設立し、現在に至る。

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

一般的に養殖魚は天然魚より劣る評価だが、「Mix液昆」の養魚は高品質な成分という結果が出てい
る。その結果や目標値の達成状況等を証明し販売先へ情報提供する。

市場性・成長性

養殖ふぐの市場は平成17年度で4,582トン。90年代始めにふぐの養殖技術が発達し低価格での提供が可能となって以来、ふぐ消費は拡大している。低価格ふぐチェーン2社が急成長しており、その2社を中心に市場は拡大することが予想される。

地域活性化への波及効果

「Mix液昆」で養殖したふぐの優位性(食味、安全性等)が受け入れられればブランド化につながると思われる。
高付加価値な養殖とらふぐの安定的な供給に寄与する。他の養殖業者へも波及することが予想され、長崎県産のふぐの価値が高まることにつながる。

代表企業等の連絡先

代表者:株式会社久原水産研究所
所在地:長崎市つつじヶ丘3丁目5-12
電 話:095-838-4271
FAX:095-837-8723
HP:http://www.sunsun-con.com/company.html

採択日:平成21年6月12日