支援事例詳細

養殖ハマチの低コスト化と肉質改善によるブランド化

養殖ハマチの低コスト化と肉質改善によるブランド化

有限会社荒木水産

長崎県松浦市

【連携体】

  • 有限会社はた産業
  • 長崎大学水産学部

商品紹介

事業内容

養殖ハマチの刺身商材としての価値を高めるために、色落ちを遅らせる技術を新たに開発し、養殖ハマチの商品力を高める。養殖ハマチの肉質改善に地元の長崎大学水産学部及びはた産業と連携して取り組み、今までにない肉質の「新鮮で安心出来る美味しい星鹿ハマチ」をつくりあげ、ブランド化につなげる。また、販路開拓では、通常の魚市場経由の流通経路を使わず、はた産業の持つ販路を使い、直接スーパーや消費者に届く仕組みを構築し、低コスト化を図る。

養殖ハマチの低コスト化と肉質改善によるブランド化

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

これまでは、養殖ハマチの切り身の色変わり(酸化)を防ぐため、高価な抗酸化物質を添加した単価の高い餌を与える必要があり、高コストになっていた。本事業での取り組みでは、高価な抗酸化物質に替えて別の餌を与える。餌に含まれるポリフェノールによる「抗酸化作用」及びβカロテンの「抗酸化作用」の相乗効果により、切り身の色変わりを効率よく抑え、結果的に商品としての「日持ち」を向上させることが大きく期待できる。さらに、βカロテンは免疫を高めることでも知られていることから、養殖時における魚体の健康向上への寄与も十分期待できる。

市場性

最近の魚の売れ筋は、ブロックや切り身などで、まな板を汚さずにすぐに食べることが出来る商品が求められている。加えて、消費者の商品選択基準の優先順位は鮮度と安全である。消費者にとって、魚のブロックや切り身の鮮度は「色」である。従って、本事業で提案している内容は、まさしく市場に求められていることである。魚のブロックや切り身が日持ちすれば、スーパーや個人向け宅配など新たな市場の獲得になる。また、低コスト化により、類似商品との価格競争においてもその競争力は十分と思われる。

成長性

はた産業の全国に広がるネットワークを利用して、全国各地に紹介し顧客を増やす。同時に生産量を拡大し、全国に安定供給出来る体制を整える。また、長崎大学水産学部との連携を強化する。

地域活性化への波及効果

星鹿ハマチブランドの需要が高まれば、生産量増加とともに雇用の創出につながる。一方でこの星鹿ハマチブランドをきっかけとして、地域の他の水産物への認知度も上がり、地域イメージの向上のみならず、地域の水産物全体の流通が活発となり、地域経済に好影響を与えると思われる。

代表企業等の連絡先

代表者:有限会社荒木水産
所在地:松浦市星鹿町北久保免890-3
電 話:0956-75-1471
FAX:0956-75-1471
HP:http://www.arakisuisan.com/

採択日:平成22年10月1日