支援事例詳細

小型オリーブオイル搾油機の開発

小型オリーブオイル搾油機の開発

株式会社山晃ユニティー

長崎県西彼杵郡長与町

【連携体】

  • 長崎オリーブ・長与オリーブ園

事業内容

現在、長崎県においてオリーブの栽培が盛んに行なわれているが、オリーブオイル搾油機は県内に中型機が1台のみであり、九州内にも2台しかない。その中型機は輸入品で価格も高価である。
中型機は一度に数百キロのオリーブを投入する必要があるため、生産者別の搾りができない。また、オリーブの実の収穫から24時間以内に搾油しなければ良質のオイルは搾れないが、収穫時期はどのオリーブ畑も同時になるため、現状では良質のオイルを搾るのは難しい。
そこで、(株)山晃ユニティーでは、小規模のオリーブ農家でも購入可能な小型搾油機の開発を進めることとし、これまで4年間、長崎大学工学部とオリーブ農家とで研究を進めてきた。本事業ではその集大成として、商品化へ向けた小型搾油機の製作を行う。

オリーブ樹のメルクロン苗の開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

日本にはオリーブオイル搾油機は中型機もしくは大型機があるのみで、いずれも輸入品である。国産の小型
オリーブオイル搾油機は、現時点では販売されていない。

市場性

現在、小規模の農家は搾油機を持たないため、搾油機がある場所へ収穫したオリーブを送って、搾油してもらう必要がある。各農家に1台の搾油機があれば、収穫後、短時間で搾ることができるため、劣化が抑えられ良質なオイルができる。九州だけを見ても約30万本のオリーブが植えられているが、1軒平均300本とすると、1,000台の搾油機が必要になる。

成長性

年々オリーブの栽培が飛躍的に伸びている中、搾油機は中型、大型の輸入品しかなく、農家のニーズに合致していない。小型、安価な国産機は農家のニーズを満たし、差別化を図りたい農家に受け入れられるものと予想される。将来的には、この小型機の輸出も期待できる。

実現可能性

長崎大学工学部の協力のもと、4年間の研究実績があり、その集大成として小型搾油機の製作を行う。これまでに理論や方法論の研究、小規模な試作などを行ってきており、助成期間内に開発は可能である。

地域活性化への波及効果

小型搾油機の開発によって、売上、利益が増加すれば、雇用の創出等にもつながっていく。また、自家搾油による独自のオリーブオイルの生産が可能となることで、連携農家、地域のオリーブ農家の利益増が見込まれる。地域農産物のブランド力向上、地産地消等、プラスの波及効果が期待できる。

代表企業等の連絡先

株式会社山晃ユニティー
所在地:西彼杵郡長与町岡郷 1474-22
電 話:095-887-1011
FAX:095-840-5080
HP:http://www.sanko-c.com/

採択日:1回目 平成25年7月24日
2回目 平成26年12月15日