支援事例詳細

3次元画像を用いた牛の体型・体重測定による生産管理システムの開発

3次元画像を用いた牛の体型・体重測定による生産管理システムの開発

株式会社PAL構造

長崎県長崎市

【連携体】

  • 島原地域肉用牛経営後継者協議会

商品紹介

事業内容

国内市場では、各産地での和牛肉のブランド化が進むと同時に、廉価な輸入牛肉との価格競争にさらされ、市場競争力の向上が求められている。そのため、牛の体型、体重測定時間の短縮、人件費の削減、更にITを組み合わせて肉質改善、生産性向上を図る。
本事業では、3次元形状計測技術とデータベースシステムを用いて肉用牛生産管理システムを開発する。開発の際は、島原地域肉用牛経営後継者協議会と連携して、農家の意見を取り入れ製品化を図る。この生産管理システムの導入で、定量的な発育状況の把握や、適正な栄養管理による効率的な飼養管理を行い、低コストで、高品質な牛肉の安定的な生産を目指す。

3次元画像を用いた牛の体型・体重測定による生産管理システムの開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

市場性

現在、食肉は、輸入物との価格競争にさらされ、農家の経営は厳しい環境にある。しかしながら、途上国の富裕層の増加に伴い、日本の輸出品目の1つとして、上質の食肉が注目されている。今後、このような上質の食肉に対応するためには肉用牛肥育技術の向上による肉質の向上及び生産性向上が不可欠となり、今回開発するシステムの需要も見込まれる。

成長性

本事業で開発する生産管理システムによって、各個体の肥育経過と最終的な肉質評価結果を蓄積し、統計分析などを行うことで、肉質改善につながる生産管理技術の向上が見込まれる。

実現可能性

本計測装置は試作開発を実施するなかで基本的な形状認識が可能な段階にある。また株式会社PAL構造としては、これまで多くの類似システムの開発実績があり、実現可能と考えられる。

地域活性化への波及効果

子牛から成牛まで育てるための経費の約82%を占める飼育料について、経費節減が可能となる。飼育・投薬情報などの管理をシステム化することで、トレーサビリティ法に対応することができ、農家の管理コストを低減できる。このような点から、効率的な肉用牛肥育経営が可能となり、畜産農家の収益改善、後継者問題への効果が見込まれる。

代表企業等の連絡先

代表者:株式会社PAL構造
所在地:長崎市旭町8-20
電 話:095-862-0601
FAX:095-862-0653
HP:http://www.pal.co.jp/

採択日:第1回 平成23年1月5日
第2回 平成24年2月22日