支援事例詳細

オリーブ樹のメルクロン苗の開発

オリーブ樹のメルクロン苗の開発

堀内商事株式会社

長崎県佐世保市

【連携体】

  • 株式会社微研テクノス
  • 有限会社フロンティアアグリカルチャーながさき

事業内容

現在、日本でのオリーブ樹苗は、主に小豆島で挿木により生産されている。挿木は、親木のコピーであり、親木に病気などがあるとそれを引き継ぐこととなる。一方メルクロン苗は、親木の若葉の成長点である細胞(病気等に感染していない)を取り出して、これを細胞分裂で増殖させるものである。メルクロン苗の長所としては、1.苗の大量増殖が可能、2.成長するまでの歩留まりが高い、3.成長が早い、4.病気に強い、などである。他の植物は数年前から挿木苗からメルクロン苗に移行している。このようなメルクロン苗を「ランのメルクロン苗」で実績のある微研テクノスと連携して開発する。

オリーブ樹のメルクロン苗の開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

オリーブ苗は、100%挿木苗しか流通しておらず、メルクロン苗は日本で最初の苗となる。また、メルクロン苗は、挿木苗と比較しても優位性が高い。

市場性

オリーブオイルは、一価不飽和酸(オレイン酸)を他のオイルより多く含み、今後も需要拡大が見込め
る。一方、全国各地でオリーブ栽培が本格化しており、オリーブ苗の需要が拡大している。

成長性

オリーブ事業は、農業従事者の高齢化対策、耕作放棄地の解消、建設業の新規事業の創設など地域産業の活性化に対して有効な対策となりうる。

実現可能性

メルクロン苗の開発には実績のある「微研テクノス」が連携しており、技術的には、問題はないと思われる。オリーブが県内で栽培可能かについては、西海市大島町、長与町などで順調に生育している。

地域活性化への波及効果

本事業により耕作放棄地の有効活用を図ることができる。また、オリーブは高収益・軽労働であり、高齢化した農家の雇用を創出することが期待できる。また、オリーブ加工品は種類が多いため、農業だけでなく、加工業・小売業等へ雇用創出効果が波及することも考えられる。

代表企業等の連絡先

代表者:堀内商事株式会社
所在地:佐世保市光町109
電 話:0956-47-2127
FAX:0956-48-6186

採択日:平成22年3月1日