支援事例詳細

地元農産物を活用した野菜のりの商品開発

地元農産物を活用した野菜のり

株式会社アイル

長崎県平戸市

【連携体】

  • ながさき西海農業協同組合
  • 鶴鳴学園長崎女子短期大学
  • 長崎県工業技術センター
  • 有限会社SOUDA

商品紹介

事業内容

「野菜のり」とは、ペースト状にした野菜を乾燥させてシートにした新しい食材であり、本事業では、「野菜のり」の商品開発並びに大量生産するための製造工程の確立を行う。
野菜は、規格外の地元農産物を、ながさき西海農業協同組合からの供給を受ける。(有)SOUDAと長崎女子短期大学は、共同で開発した「野菜のり」を量産化するための新商品開発を行う。(株)アイルと長崎県工業技術センターは、工場での生産ラインの研究や衛生管理を連携して確立する。生産設備は、既存の「海苔」を製造する設備の改良により対応する。そのための試作機の開発を本事業で行う。

地元農産物を活用した野菜のり

連携事業についてのこれまでの取組

(株)アイル代表者は、10年前から「野菜のり」事業を行っていたが、商品の完成度や資金等の問題から一時断念。平成17年に長崎県が推進していた産学官連携事業に応募。県の紹介で長崎女子短期大学と商品の共同研究を開始。翌年には問題を解決したが、資金不足などから事業化まではできなかった。平成20年11月、日本商工会議所などが主催する第6回ビジネスプランコンテストで「野菜のり事業」がグランプリを受賞。平戸商工会議所の協力を得て、資金調達が可能となり事業化する決意をした。
現在は、共感してもらえる企業に呼びかけ、連携体の強化に努めながら、新規事業を推進している。

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

競合する商品は、海苔やライスペーパーであるが、それらの商品と比較すると色彩が豊かである点や食物繊維を多く含む点など、他に類を見ない食材である。

市場性・成長性

ターゲットとなる市場は、1.健康食品市場2.海苔市場3.菓子市場4.農林水産物輸出市場の4市場。色彩が豊かである点、食物繊維を多く含む点などの特徴を生かして、新商品を求める動きに対応する。既存の海苔やライスペーパーにはない特色を持っており、海苔市場より大きな市場が期待できる。アイテムの増加に伴い原料の種類及び取扱量も増加。事業を加速的に拡大させる予定である。健康食品市場からスタートし、10年後には、一般家庭の食卓に並ぶ食品にする。

実現可能性

原料の供給は、ブロッコリー・アスパラガスなどは、ながさき西海農協から確保出来る。ニンジンについても2000トン以上の規格外品が県内にある。加工技術も確立されており材料によって濃度や数量の調整を行う。
量産化するための製造工程に関しても概ね海苔製造技術と同様であり、一部の改良だけである。

地域活性化への波及効果

規格外野菜や果物を活用するため農業者の事業所得の増加に寄与する。また、雇用の創出や地域農産品のブランド力向上、地産地消の推進などが期待できる。将来的には、有明海沿岸の海苔生産業者が保有する海苔製造機械を活用することも考えており、地域経済に大きな影響を与えると考えられる。

代表企業等の連絡先

株式会社アイル
所在地:平戸市田平町小手田免419−1
HP:http://vegheet.com/
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/ISLE.co.jp/
E-mail:soda★soudajp.com  ※「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい
お問合わせはEメールにてお願い致します

採択日:平成21年6月12日