支援事例詳細

地元特産物と温泉をコラボした温泉蒸し料理の商品開発事業

地元特産物と温泉をコラボした温泉蒸し料理の商品開発事業

株式会社ヤマコウ

長崎県雲仙市

【連携体】

  • 宮田 弘

事業内容

当社は雲仙市小浜温泉で旅館業を営んでおり、他社にない強みとして「温泉蒸し釜」を館内に有し、地元産の野菜や魚を調理した「温泉蒸し料理」を提供してお客様に大好評いただいている。仕入れ価格の理由から地元の食材を使わない旅館も多く、地元の特徴を生かした料理を提供できていない。連携する農家でも豊作時や傷物などの農産物を廃棄している現状があり、それを有効活用する取り組みが行われていない。
小浜温泉と地元の特産物をコラボした「温泉蒸し料理」は現代人の食のニーズに合った「安全」で「ヘルシー」「自然食」として、女性に限らず子供や高齢者まで幅広い方に受け入れられる商品である。それを長期保存できるようにレトルト食品化し、お土産としての販売だけでなく蒸し釜を有していない旅館や飲食店に卸販売して小浜温泉の名物創出を行う。

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

全国にレトルト食品は多数販売されているが、温泉で調理したものは当社での開発が初めてである。また、蒸し料理のレトルト商品はなく、成功すれば、「蒸し料理」に「温泉」「新鮮食材」「無添加」という付加価値を付けて、日本だけでなく海外にも展開が見込める事業である。

市場性

温泉蒸し料理のレトルト商品化は、小浜温泉の特徴を活かした商品であると同時に自宅で簡単で手軽に食べられる商品で調理の必要がない。また、蒸し釜を有していない旅館や飲食店にとっても、「蒸し料理」の提供が可能になり観光客のお土産としてだけでなく、町内の旅館や飲食店にもニーズがある。

成長性

長期保存が可能な商品化が実現することで、地元の生産物を直売所などの店頭だけでなくネット通販で全国的に販売することが可能となる。雲仙産の農産物、魚介類と温泉の良さをPRでき、観光誘致活動としての効果も期待できる。海外に向けての販売も可能なため、生産者の質の高い農産物を海外に向けて発信できる。

実現可能性

既に試作を何度かしており、必要な機材についても調査済みである。生産物に関しては、想定外の天候被害がない限りは提供が可能という確認が取れている。商品化に関しては、協力機関や企業に指導を受けながら開発をしていくことで実現可能と思われる。売り上げについても、自社販売や町内のお土産品店、旅館や飲食店への卸販売、ネット通販により達成見込みである。

地域活性化への波及効果

商品化により、温泉という付加価値を付けた地元の生産物を全国に発信することができ、農産物・魚介類の知名度向上に寄与しブランド化が実現できる。また小浜温泉の名前を全国・海外に発信することも可能となる。加えて生産量、漁獲量によって価格が安定せず、地元産の魚介を使用していなかった町内の旅館や飲食店に向けて、商品を一定価格で卸販売する事で、ワタリガニや牡蠣など地元ブランドを「温泉蒸し料理」としてお客様に提供できるようになり、「小浜温泉と言えば、温泉蒸し料理」という名物創出につながる。

代表企業等の連絡先

株式会社ヤマコウ(湯宿蒸気家)
所在地:雲仙市小浜町北本町14-7
電 話:0957-74-2101
FAX:0957-74-2102
HP:http://jyo-kiya.com/

採択日:平成28年12月1日