支援事例詳細

壱岐産ゆずの新商品開発及び既存商品の改良

壱岐産ゆずの新商品開発及び既存商品の改良

農事組合法人壱岐ゆず生産組合

長崎県壱岐市

【連携体】

  • 株式会社アットマーク

事業内容

壱岐市は長崎県内では唯一といえるゆずの産地である一方、県内外における知名度は他県の有名産地と比較すると不足しており、販売の多くは壱岐島内であるため、需要を伸ばすためには、広く島外に周知していく必要がある。
本事業では、女性をメインターゲットにした新しい客層を開拓するため、メラニン生成抑制効果・美白作用があるゆず種子油から「化粧水」を、自然派・健康志向の高まりから防腐剤などを一切使わない「ゆずジュレ」をそれぞれ開発する。また、これまで顧客に商品内容が伝わりにくかった「ゆずの香(濃縮ゆず飲料)」と「壱州ゆべし(郷土調味料)」、「ゆず茶」の原料、添加物(砂糖をてん菜に変更等)の国産化を図り、含有成分検査、機能成分検査等を行い、新商品として開発する。また、長崎県デザイナーズバンクなどを活用し、パッケージの変更も併せて検討する。

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

これまでの加工品は食品のみであり、化粧水開発は新たな取り組みである。使用する原材料ゆず種子は一次加工の際に廃棄しており、未利用資源の活用により新たな利益を生み出すことができる。また、壱岐産原材料を利用したジュレ商品は壱岐島内では皆無である。

市場性

化粧水開発は女性向けに新しいマーケットが開拓できる。島内ではゆず種子から化粧水などを自作している地元民も多く、壱岐市内での需要も見込まれる。地域の特産品を原材料にした「ゆずジュレ」の開発は、無添加食品への強い関心から、市民はもとより観光客にも十分訴求できる。

成長性

化粧水の成長は洗顔フォームや美容液などのシリーズ化も期待できる。新商品や、パッケージを変更する既存商品の需要が拡大すれば、壱岐産ゆずの認知も広まる。

実現可能性

原材料は備蓄があり問題はない。商品開発は、化粧水の指導実績がある企業に指導頂くことで実現可能である。化粧水開発にはJA壱岐市女性部に試作品テストに参加してもらう他、宿泊施設の浴場更衣室にテスターを置いてもらうなどの策を講じ、増収増益を図りたい。

地域活性化への波及効果

郷土伝統の調味料「ゆべし」の原料に代表されるように、ゆずの生産が盛んであるが、観光客にゆずの産地であることはあまり知られていない。未利用資源「ゆず種子」を活用した化粧水開発で、まずは所得向上に繋げたい。また、ゆずジュレや既存商品のパッケージ変更による効果で、島外により認知されれば、原材料であるゆずそのものの需要が増えるため、「地域活性化」にも十分貢献できる。また、需要が増えることで同組合の生産力が上がり、新規雇用にも期待が持てる。

代表企業等の連絡先

農事組合法人壱岐ゆず生産組合
所在地:壱岐市芦辺町国分 当田触 849-6
電 話:0920-45-2796
FAX:0920-45-2796
HP:http://kanbiton.jp/

採択日:平成28年7月15日