支援事例詳細

ガンガゼウニを使用した「忌避剤」の商品化に向けた研究開発

ガンガゼウニを使用した「忌避剤」の商品化に向けた研究開発

株式会社シーガルイン

長崎県壱岐市

【連携体】

  • 石田町漁業協同組合

事業内容

現在,長崎県、他各県を含め全国で磯焼けの問題が大きく取り上げられている。その中で食害、であるガンガゼウニに着目した。長崎県内でも平戸、五島、壱岐等で磯焼けの食害対策でガンガゼ駆除が行われている。平戸、五島では身を食用として販売されているが、殻の利用は全国でも事例がない。以前よりダイビングによる調査の中で、サザエ、ウニの殻が海中に投棄されている所に海藻が生息してないことを発見した。数年前よりカキ、海藻の付着等の実験を行い成果が出てきた。このことを利用し全国初の船底の忌避剤販売、ガンガゼウニの身を利用した特産品製造販売、磯焼け防止の自然保護も兼ねた事業を実施する。
本事業で調査研究及び試作した新商品を2016年2月の見本市に出品し、市場調査やモニタリングを行う。この他にも、東京で開催されるダイビングフェアでのPR活動や、その他ジャパンボートショウにも出展し新商品のPR活動を行う。

ガンガゼウニを使用した「忌避剤」の商品化に向けた研究開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

ガンガゼウニの身の利用はあるが、殻の利用は無い。この殻を利用した船底の忌避剤を利用した事例もない。

市場性

船舶は必ずカキが付着しないように船底に塗料を塗るが、塗らない場合はカキなどが付着し船舶の速度、燃費が極端に低下する。船底塗料は船舶の必需品とされていて、塗ってない船舶は無いと言っても過言ではない。
そこで、船底塗料にガンガゼウニの殻を加工し、忌避剤を混ぜることで船底に船底塗料を塗る回数が減少、もしくは船底塗料の効果が増す。この効果をPRし各船舶使用者に提供出来る。ガンガゼウニの中身の部分に関しても他県でも実績があり販売は確実に可能である。

成長性

船底の忌避剤としての販売、身の加工販売、磯焼けの防止の成功モデルとして、宣伝、アピールし全国に普及させる。

実現可能性

数年間の実験により船底の忌避剤の効果は確実で、特許の申請を行っている。中身の加工販売は平戸、五島に習い、壱岐独特なもの作る。磯焼け問題は期間を要するが可能性は大である。

地域活性化への波及効果

漁業関係者等にガンガゼウニの採取を依頼し、全国での普及活動と特産品作りなどで新規雇用者を増加させ、地域一体で自然保護から地域活性保護と連携体の成果モデルとして、地域漁業家や中小企業の活性化モデルとして貢献できる。

代表企業等の連絡先

株式会社シーガルイン
所在地:壱岐市石田町筒城東触1531-1
電 話:0920-44-6666
FAX:0920-44-5855
HP:http://www.seagull-inn.co.jp/

採択日:第1回 平成27年12月1日
第2回 平成28年12月1日