支援事例詳細

「幻の七福芋」を活用した地域おこし

「幻の七福芋」を活用した地域おこし

サコナカ電機

長崎県五島市

【連携体】

  • 岩村 哲朗

商品紹介

事業内容

交流人口の増加と島外外貨獲得を目指して、地域経済活性化組織を立ち上げてきた。当地ならではの新商品開発を検討したところ、七福芋活用による地域おこしに辿り着いた。本事業においては七福芋を原材料とする「五島奈留町七福芋焼酎」の製造販売と、「七福芋スイーツ」による地域経済活性化を目指す。(株)五島列島酒造に焼酎製造を委託し、奈留島の酒小売業者が窓口となって観光拠点や通信販売等で拡販することにより認知度を高めたい。奈留町観光記念となる土産品アイテムが少ないため、観光客増加を地域経済に反映させる効果が過少にとどまっている。奈留町の農家が栽培した七福芋を原材料して、奈留町特産土産品を商品化し、観光拠点での販売と、インターネット通信販売による販路開拓が期待できる。

「幻の七福芋」を活用した地域おこし

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

七福芋の生産可能な地域は限定されており、稀少価値は高い。栽培から商品化まで異種の甘藷が混在しない生産管理の取組が無く、純粋な「七福芋商品」の品質保持が疎かである。また、「七福芋スイーツ」や「焼酎」開発の取組事例は展開されていない。七福芋を活用した商品開発は、近隣他地域の先駆けとなる。

市場性

本事業における七福芋は、栽培者を厳選して連携体制を構築し、七福芋の種芋植付けから、無農薬栽培、収穫期の糖度管理、商品の原料として利用までの工程管理することで、市場展開する完成品の品質保持を図り、奈留町ブランドに発展させることが期待できる。

成長性

栽培工程を管理することにより、安定的な事業運営による地域活性化を目指す。これらの取組で一定の成功事例を達成した後、奈留町の高齢者等に呼びかけて七福芋栽培を拡大して行く計画であり、関連商品の開発により市場拡大を図る。七福芋の認知度や価値の向上により、七福芋そのものを高い価格設定で全国へ販売可能となり、また、かんころなどの一次加工品や、「干し芋」などを自社で製造・販売することも可能である。

実現可能性

平成27年10月には収穫可能な状態にあり、1,200kgを「五島奈留町七福芋焼酎」の原材料にし、平成28年1月に(株)五島列島酒造へ製造委託を行う。委託製造された焼酎は、一旦「サコナカ電機」が買取り、奈留町の酒類小売業者を窓口として販売する。通信販売等の事務は「任意団体まんなか奈留」を設置して管理する。

地域活性化への波及効果

通常のサツマイモの仕入価格は1kgあたり100~200円程度であるが、奈留町の七福芋は1kgあたり400円で仕入れることにより、高齢者や女性に生き甲斐づくりと経済力向上を提供したい。七福芋栽培により、奈留町の荒廃地を減少させることで、生態系の改善や、害獣対策費の削減にもつながる。当地では、土産品の種類が極端に少なく、七福芋商品を土産品として販売することで、当地の新たな魅力となり観光消費額増加につながることが期待できる。

代表企業等の連絡先

サコナカ電機
所在地:五島市奈留町浦1838-9
電 話:0959-64-3163
FAX:0959-64-2070

採択日:平成27年12月1日