支援事例詳細

諫早の銘柄豚「諫美豚(かんびとん)」を使用したドイツ式製法でのハム・ソーセージの商品開発と販路開拓

諫早の銘柄豚「諫美豚(かんびとん)」を使用したドイツ式製法でのハム・ソーセージの商品開発と販路開拓

株式会社土井農場

長崎県諫早市

【連携体】

  • ポラリスカンパニー株式会社

事業内容

土井農場では6次産業化に取り組んでいる。特に養豚業においては休耕地を利用し飼料米を栽培。その飼料米で育てた豚は保水性に富み、肉質が柔らかく、ドリップが出にくい特質を持っており高い評価を得ている。そして、一般の豚との差別化をするため「諫美豚(かんびとん)」という商標登録をして精肉販売をしている。現状では生肉のみの販売で賞味期間が短いため、ギフト商戦やネット販売では商機を失している。そこでハム・ソーセージに加工することで「諫美豚」により一層の付加価値を高め、販売チャネル拡大が可能となる。
本事業では、独自な加工方法を開発し、諫美豚が持っている素材の長所を生かした高品質な製品づくりを目指す。

諫早の銘柄豚「諫美豚(かんびとん)」を使用したドイツ式製法でのハム・ソーセージの商品開発と販路開拓

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

諫美豚は飼料の中に1/3の米を混ぜていて、その配合比率は全国でも諫美豚だけと言える。独自な加工方法の技術で素材の長所を生かした高品質な製品づくりを目指す。燻製時のチップ材として、間伐されるオリーブやビワの木の使用を研究する。ハム・ソーセージの肉には諫美豚以外の原料を一切使用せず、必要不可欠な最低限の食品添加物以外は使用しない健康志向の加工品を目指す。大手メーカーが参画できない高品質、多品種少量ロットの商品構成で生産すれば市場での優位性が高い。

市場性

ネット販売やカタログ販売を媒介として、味にこだわりを持つ顧客へターゲットを絞る。素材としての品質は申し分なく、技術を持ったスタッフもいるため全国市場を視野に入れた計画を実施できる。

成長性

飼料の栽培から携わり繁殖・肥育の専門知識をもった養豚業、加工品の生産を一貫して管理する循環型農業・食品製造業を行う。また、トレーサビリティへも取り組んでおり、HACCPにも取り組む予定である。将来的には、ハム・ソーセージ製造で培ったノウハウを、レストラン経営、惣菜部門への事業展開に活かす。

実現可能性

ハム・ソーセージ製造には食品管理責任者が必要だが、スタッフの中に有資格者がいる。日本人で初めてドイツ公認のハム・ソーセージづくりのマイスターになったスタッフもいるため実現可能であり、今回取り組もうとしている高品質・多品種の商品も十分に製造対応できる。

地域活性化への波及効果

新製品の開発に伴い、飼料米の増産が不可欠となり遊休地や耕作放棄地の有効活用が促進され1次産業の活性化に寄与できる。現在、17名の稲作農家と契約しており、今後も増加の見込みである。(株)土井農場においては売上・利益の増加が見込まれる。連携体構成員にとっては、新たな商品と販路の確保により事業収益の向上に寄与できる。地域においては、新たな県内ブランド品の確立、地域雇用の創出、収入増加等のプラスの波及効果が期待できる。

代表企業等の連絡先

株式会社土井農場
所在地:諫早市川内町341
電 話:0957-23-8316
FAX:0957-23-8316
HP:http://kanbiton.jp/

採択日:平成27年8月10日