支援事例詳細

対馬産ヒオウギ貝の商品開発・販路開拓

『対馬産ヒオウギ貝の商品開発・販路開拓』

株式会社ウエハラ

長崎県対馬市

【連携体】

  • 対馬ヒオウギ振興協議会

商品紹介

事業内容

対馬では、ヒオウギ貝は古くから特産として生産されており、ヒオウギ養殖業者で作られた「対馬ヒオウギ振興協議会」は設立30年になる。
ピーク時には100万個ものヒオウギ貝を生産していたが、現在は399千個に減少している。生産者からは「生産量を増やしたい」という声はあるが、現状では販路が安定しておらず、生産量を増やすことができない。
原因としては、現在のヒオウギ出荷は活貝のみであるため輸送コストの問題や販売時期が限られること、輸送技術の向上による活ホタテの販路の拡大により競合する商品が増えたことなどが考えられる。
そこで、島内で生産されるヒオウギ貝を活用し、輸送・保管に適した商品を開発し新たな販路の開拓を行う。

オリーブ樹のメルクロン苗の開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

ヒオウギ貝の加工品は全国的にも少ない。ホタテ貝と似ているが、殻の色は赤や黄、紫など非常に特徴的であるため、殻を利用することで差別化を行う。島内土産物としては貝類の加工品はほとんどなく、他の水産物についても冷蔵、冷凍保存の商品が殆どで常温保存できるものは乾物しかなく新規性が高いと思われる。

市場性

島内の市場規模だけでも年間30万人以上の観光客が訪れており年々増加傾向にある。またヒオウギ貝は対馬から韓国に輸出されており、韓国でも認知されているため、近年増加傾向にある韓国人観光客からのニーズも見込まれる。さらに、保存性が優れていることから、島外向けの対馬の特産品としての展開が可能となり更なる市場の拡大も期待できる。

成長性

島内外でヒオウギ貝を販売することで、対馬の特産品としてヒオウギ貝の認知度が高まれば、時期が限定される活貝についても販売の促進につながる。今後は消費者に嗜好に合わせ味付けを変えた商品開発や、初期加熱の段階で発生するヒオウギ貝の煮汁を利用した新たな商品開発等の展開を検討している。

実現可能性

レトルト加工を行う予定であるが、加工技術自体は確立しており、期間内の商品開発は可能である。

地域活性化への波及効果

加工することにより、活貝では販売期間が限られていたが周年販売が可能になるため、生産量の増加を図ることができ、生産者にとっては養殖だけでなく、ヒオウギ貝の一次処理の作業を担うことになり、加工に必要な新たな雇用の創出や人員の有効利用による収益の改善にもつながる。対馬産ヒオウギの認知度が高まれば、対馬のヒオウギのPRにもなり、加工品以外の活貝での販売、地元飲食店等での利用拡大へと波及することが期待できる。

代表企業等の連絡先

株式会社ウエハラ
所在地:対馬市厳原町久田49-1
電 話:0920-52-0828
FAX:0920-52-6171
HP:http://tsushima-uehara.com/

採択日:平成26年3月28日