支援事例詳細

廃棄処分されていたマグロの内臓を有効利用したカレーの開発

廃棄処分されていたマグロの内臓を有効利用したカレーの開発

株式会社冨喜 食品事業部MANAMIオリジナル

長崎県南松浦郡新上五島町

【連携体】

  • 有限会社松園水産

商品紹介

事業内容

新上五島町では平成20年から、本鮪の畜養漁業が行われており、出荷数も年々増加を辿っている。本鮪内臓は魚体の約10%を占めているにも関わらず、商品として市場展開が困難なため、現時点においては産業廃棄物として処分され、畜養漁業者の経営を圧迫している。そこで、有限会社松園水産と連携し、本鮪内臓を活用して「マグロホルモンカレー(仮称)」の開発を行う。また、五島島内・関東・関西は元より、将来的には中国市場への販路開拓を目指す。

廃棄処分されていたマグロの内臓を有効利用したカレーの開発

事業実施体制

新商品又は新役務の内容とその市場性・競争力

新規性

一般的に「ホルモンカレー」と称されるものは、肉牛内臓使用のホルモンカレーを示しているが、本事業において開発する「マグロホルモンカレー(仮称)」は哺乳類の内臓を使用せず、本鮪の内臓を素材にする点が大きく異なる。鮪の内臓は旨み成分やコラーゲン・タウリン・コンドロイチン・ビタミン12等が豊富であり、これらを素材とする「マグロホルモンカレー(仮称)」は、既存の「肉牛ホルモンカレー」とは似て非なる商品である。

成長性

海洋資源を素材にした「マグロホルモンカレー(仮称)」を開発、販売する取組であり、今後は地域特産品として有名な「五島うどん」をコラボさせた「五島カレーうどん」の開発を視野に入れている。また、本事業への取組みによって連携体の生産性向上と産廃費用削減等の、両面から経営改善を支援する効果が期待できる。

実現可能性

本鮪内臓は連携体である有限会社松園水産から安定的に調達可能であり、株式会社丸協食産の製造ノウハウを用いて、市場適応型の「マグロホルモンカレー(仮称)」生産する体制を整え、本事業を通じて成分や品質表示に対する工業試験場等公的機関の公認を得る方向で、商品の信用力アップを図りたい。また過去においても、レトルトパウチ「五島牛カレー」を開発し、市場展開してきた実績があるため、商品化することは可能であり、商品化に当たって特別な法的制限は無いと判断できる。

地域活性化への波及効果

「マグロホルモンカレー(仮称)」の開発は、地域での新たな雇用の発生や、五島ブランド商品のラインアップ強化に繋がることが期待できる。また関東・関西さらには中国市場に拡販される事で、離島経済が外貨を獲得する形となり、当連携体の繁栄を手本として、地域中小企業に活気を醸成する事が推察できる。

代表企業等の連絡先

株式会社冨喜 食品事業部MANAMIオリジナル
所在地:新上五島町若松郷 877-1
電 話:0959-46-2578
FAX:0959-46-2575
HP:http://stone.wamamatu-stone.com/pg109.html

採択日:第1回 平成26年3月28日
第2回 平成28年7月15日